
成田国際空港第一ターミナルトイレ|改修設計
【成田国際空港第一ターミナル内の計146ヶ所トイレ改修設計】
- OVERVIEW 概要
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成田国際空港では、東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、日本の空の玄関口として多くのお客様をお迎えするために、築20年が経過したターミナル内の計146ヶ所すべてのお客様用トイレリニューアルを、2016年度より4年かけて実施しました。
第2ターミナル工事に続き、第1ターミナルのトイレでは、特に利用者の多い5か所のトイレを「デザイントイレ」と位置づけ、ゾーンごとに「雪(出発コンコース)」「月(出発ロビー)」「花(到着ロビー)」というテーマを設定しました。
古くは万葉集でも詠われている「雪月花」をデザインテーマに、日本人が大切にしてきた文様や風情、美的感覚を再現することで「日本のおもてなし」を表現しております。
最終工事として行われた1F到着ロビートイレは、特に多くの訪日外国人を最初にお迎えする場として、「花」をモチーフに、期待感や高揚感を盛り上げる華やかな内装演出を展開しています。
プランは空港に必要な寸法確保と簡易分散型機能を採用し、性別を気にせず介護等にも使用できる「オールジェンダートイレ」を設置しております。
【発注者】 成田国際空港株式会社
【所在地】 成田市三里塚字御料牧場1-1
【主要用途】 空港内トイレ
【敷地面積】 成田国際空港 13,765,556.17 ㎡